ブラジル/リオ・デ・ジャネイロ出身のシンガー。名門サンバ・チーム「ポルテーラ」の役員の父親の影響もあり、幼い頃からブラジルの伝統音楽、ポップ、ジャズ、ロックと多彩な音楽に触れながら育ち、イタリアでオペラを学んだ。
19歳でプロ・デビューすると、繊細なヴォーカルとしなやかな音楽性で圧倒的な評価を得た。リリースする作品において、「シンガー」「ソングライター」「プロデューサー」そのすべてにおいてトップクラスの才能を発揮。ブラジルの豊かな伝統音楽への愛情と、研ぎ澄まされた審美眼、時代の先を読む鋭い洞察力。そのいずれもが数々の作品に見事に結実している。
なお、アルバム『マリーザ・モンチ』『ローズ・アンド・チャコール』はローリング・ストーン誌ブラジル版によって「ブラジル音楽史上ベスト100」アルバムに選出。同誌はマリーザのことを“現存のブラジルのシンガーとして最も重要な存在”と評している。
マリーザ・モンチ / Marisa Monte(vo)
ダヂ・カルヴァーリョ / Dadi Carvalho(b)
マルセロ・コスタ / Marcelo Costa(ds)
ペドロ・ベイビー / Pedro Baby(g)
プレチーニョ・ダ・セヒーニャ / Pretinho da Serrinha(perc)