この秋“モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン 2019”に合わせ来日するカート・ローゼンウィンケルから、メッセージが届いた。ペドロ・マルチンス(g)、アントニオ・ロウレイロ(perc)らを擁する“カイピ”名義での来日は2年ぶり。今回大阪、岡山のツアーを発表しているが、関東近郊ではMJFJへの出演のみとなる。彼らの出演日は10月13日(日)。翌14日には同じく日本橋でギター・クリニックも予定されているので、併せてチェックしてほしい。
バークリー音楽大学在学中にゲイリー・バートン(vib)に誘われ、そのままプロ活動をスタート。1994年からはニューヨーク市のジャズ・クラブ「スモールズ」を拠点に活躍を始めると、1995年には全米芸術基金から作曲賞を受賞。その後もブライアン・ブレイド(ds)&ザ・フェロウシップに参加した他、エリック・クラプトン(g,vo)主催のライヴに客演を果たすなどジャンルを超えた活躍を見せてきた。今回は2017年に発表した名盤『カイピ』のメンバーを従え、久々の来日。今年最新作『VOX』をリリースしたペドロ・マルチンスをフィーチャーし、ジャズとブラジリアンを自在に行き来してみせる。